あらすじ
ある王さまの末のきれいなおひめさまが、遊んでいて金のまりを泉の水の中に落とす。かえるはおひめさまの遊び相手にしてくれることを条件にまりを拾うが、おひめさまは最初から約束を守るつもりがない。その後、かえるがやってきておひめさまにいろいろと要求し、耐えられなくなったおひめさまはかえるを投げ捨てる。かえるは王子さまに・・二人は結婚することに。
絵本の紹介
かえるの王さま 絵:ビネッテ・シュレーダー 訳:矢川 澄子 岩波書店
対象年齢:6歳~
読み終わった後「え?これで終わり」というのが正直な感想だった。でもグリム童話の原作では初版から最後の第7版まで一話目に配置されているらしく、思い入れのある話なのかもしれない。
絵は少し不気味で好き嫌いがありそう。ただ、原作を忠実に訳している絵本がこれしかない。
たががはずれるなど、少し難しい表現や言い回しもでてくるため、親の解説が必要だが、話は単純で子供も理解できる。